幸せの天秤

退院して、アパートに戻ると、あおは居なった。


あたしは1日ぶりに携帯を開いた。

あおからの大量の連絡が着ていた。


あおのことだから、相当心配してくれたんだろう。

あおはあたしのこと子供扱いするから。


それが妊娠してからは、尚更心配性になったし。



ちゃんとあおと話さなければ、、、。

あたしは病院を出た足で貰って来た、離婚届を広げる。


結婚して、約3ヶ月。


ホントにあっという間だった。

婚姻届を貰って来た時はあんなに嬉しくてサインしたのに、
こんなに早く離婚届にサインする日が来るなんて考えもしなかった。



こんなに好きなのに、なんであたしなの、、、。


涙で前が見えない。




神様はどうして、あたしとあおが一緒に居ることを許してはくれないの?





離婚届にサインするのに何時間かかっているのだろう。

手が震えて、言うことを聞いてくれない。



やっと書き終えた頃にあおが帰って来た。

あたしを見るなり、靴も脱がずに抱きしめる。



「心配した、、、」


あおが震えているのが伝わる。



言わなきゃ、イケない。


あおの幸せを望むなら、ちゃんと向き合わなきゃイケない。