幸せの天秤

そんなことを考えていると、家の前に着く。

「ありがとう」

「おう。また、連絡する」

あおは触れるだけのキスをあたしにくれた。

苦しい、、、。

「、、またね」

あたしは車を降り、振り返りませず家の中に入った。


涙が溢れてくる。

「、、な、、んで、、」

思い出したくなかった。

あおと未来を夢見てた数時間前に戻りたいよ、、、。

こんな記憶なんかなかった方がよかった。


あたしの心が弱いから、、、みんな傷つける。

あおのことは好きだよ、、。

あおが言ったように、あたしにとってもあおは一番大切な人だよ。


祐太くんだって、あおのことを忘れるために付き合ったんじゃない。

ちゃんと祐太くんのこと好きになった。

なのにあたしは、一方的に別れ告げた、、、。


後悔だって、いっぱいしたよ?

それでも、、、あたしは卓真を好きになった。


今、あたしの心の中に居るのは、、、、卓真なんだよ。


でも、その想いは消さなくちゃ、、、。

また逃げてしまおうか、、、。

生きづらいよ、、、卓真。

あたしにはみんなの優しさに、、、答えられないよ。

いつも自分のことばかりだった。