幸せの天秤

ー 竜崎 卓真 ー


レンリの病院を出て、マリアと東条が俺の部屋に一緒に戻る。

「相変わらず、良い部屋に住んでるな」

東条は勝手に冷蔵庫から、ビールを取り出す。


「竜崎のくせにね~」(英語)

「どういう意味だよ、マリア」(英語)

マリアも東条と同じように、冷蔵庫からビールを出す。

「なんで、お前らここに居んだよ」

よくわからないが、2人は付いてきた。


「事情聴取」

「何のだよ」

「レンリ、何処に居たの?」(英語)

そういうことか。


「公園」(英語)

「なんで?」(英語)

そんなこと俺が知りたい、、、。

携帯のGPSで調べたら、あそこに居た。

「さぁな。青山って言う奴に会いたかったんじゃねぇか?
戸籍謄本、大事そうに持ってた」(英語)

「戸籍謄本?」(英語)

「それで、青山と結婚してたこと知ったんだろうな。
マリア、話してなかっただろレンリに。結婚してたこと」(英語)

「話せなかった、、、。別れたってこと話しただけで動揺してたし」(英語)


好きな奴の男の話なんて、聞きたくねぇ。

俺がレンリを見つけた時、レンリは悲しそうな顔をした。

胸が締め付けられるようだった。