幸せの天秤


あたしは寝てる卓真に軽くキスをする。

昨日で気付いてしまったから、もう卓真とは一緒に居れない。


「卓真、ごめんね。、、、好きになって」


寝てる卓真にそう言い、あたしは部屋を出た。


卓真とあたしには、、、未来なんてないから。

だから、好きになっちゃいけなかったんだ。

わかってた、、、。

わかってたから、自分の気持ちを誤魔化してたんだ。


卓真のことなんか、好きじゃないって。

でも、卓真に抱かれて自覚した、、、、あたしは卓真が好きだ。


だからあの人たちに会った後、卓真のところに来たんだ。

1人になりたくなかったんじゃなくて、卓真に会いたかったから。



あたしの恋に「未来」なんてないって、わかったよ。



それでも、生きていかなきゃいけない。

なら、あたしは何もかも捨てよう。

レンリ アオヤマの名も、自分のデザインを書くことも、あたし自身の気持ちも。


それで、あの人が言うようにゴーストナイターになろう。

そしたら、食べていくのにも困らないだろう。

好きなデザインも書ける、、、。



あたしは、、、、、透明人間になろう。