幸せの天秤

お願いだから、卓真まであたしのこと置いていかないでよ。

あたしだけ、置いてきぼりなんて嫌だよ、、、。


「、、、ね、ぇ、、、、卓真」

今にも消え入りそうな声で、卓真の名前を呼ぶ。



あたしの気持ちなんて簡単に変わるんだ。

もう書けないと諦めたのに、卓真がチャンスをくれた。

マリアや東条さんと肩を並べられるんじゃないかって勝手にまた、夢を見た。

ただその夢が覚めただけなのに、、、こんなに苦しい。



卓真がくれたチャンスを潰したのも、自分がしてきた過ちなのに。

そんなの受け止められないよ、、、。




「泣くなよ」

たくまは裸のあたしを抱きしめる。


泣いてるなんて、自分でも気付かなかった。




もう、嫌だ、、、、。

なんで、あたしばっかり。




「、、、いいのか、抱いても?」

あたしは頷く。

卓真はあたしをお姫様抱っこし、ベットに下ろす。


「卓真、、、、あたしのこと壊してよ」


あたしの言葉を聞き、卓真はあたしに快楽をくれた。