『あぁ~!授業だるい!!』


「ちょっとぐらい我慢しなよ?」


『だるいもんはだるいのー!!』


佐奈に少し怒られながらも、本当に授業は長いなーと改めて思った


すると


「凛香ちゃん♪」


『ん?』


振り返ってみるとそこには


あたしの愛しい人


『颯真!!』


「ご飯…食べに行こっか?八坂さん凛香のこと借りるね?」


「どうぞ、ごゆっくり~」


佐奈はそう言ってあたし達を見送ってくれた


そしてあたし達は裏庭に行くと


お待ちかねの~…


『お弁当っ!!!!』


あたしがルンルンでお弁当を広げていると


颯真はクスクスと笑った


『なによー?』


「本当に凛香ちゃんは可愛いね」


『!!』


「まぁ、俺の彼女なんだからそれぐらいがちょうどいいかな?」


そう言って意地悪そうに笑う颯真


『可愛いくないし!!』


あたしがすねると


「冗談だよ」


そう言って優しく微笑む颯真


『うぅ…』


その笑顔……反則だよ~!!!