幸せの神様。

水面が反射してキラキラしている



それ以上にルイがキラキラして見えるのは…俺だけじゃないみたいだ



さっきの人気のない場所から移動して、砂浜の近くに腰をおろしていた俺とルイ



傍を通って行く野郎達は、必ず振り返って行く



そして、俺は睨みつける



彼氏面して…



「どがんしたと?」



「え?」



「さっきから、あんた注目されてるみたいやけん」



俺じゃなくて、君だよ。



そう言いたいけれど、違うっとだけ言って目をそらした