幸せの神様。

「うん、見せたかモノがあると。」



「なんだろねー凪。楽しみだねー」



「うっさい」



ヘラヘラしながら会話に割り込む燿は、空気の読めない男だとつくづく思った。




無人島につくと、潮が引いてきていた



「うん、調度良い感じ」



「なにが?」



「なんでもなかよ」



「?」



ルイがスルリと船から降りて、それに続いて俺も降りた。