「まさか、お前がそんなに体力のあるやつだとは思わなかったよ。」



「へ?凪何言ってんのー」



「仕事きついだろ?」



「んーそでもないよ?今してる仕事さ、ずっと愛美がしてたんだ。とても女ができる事じゃないんだ…俺、アイツがここにずっと居るなら、愛美の代わりに仕事したいんだ。」



「男だなぁ。」



「恥ずかしいッ」



とはぐらかして笑う姿さえも格好良く見える俺は、相当重症だ。



「あっ、明日、お休みだってーばぁちゃんが伝えといてくれって言ってた」