幸せの神様。

「愛美に会いたい」



ボソッと呟く燿



「寂しい…よな」



「うん…愛美が、毎日頑張れってメールくれんのーでもさ、愛美の方が何倍も頑張ってんだろうなぁって思うと、苦しい。会って抱き締めてあげたいのに…俺は触れる事も叶わない…」



「燿…」



「本当に…頑張るしかないんだけどね」



ニッて笑って立ち上がる



「ルイちゃん…」



「?」



「下に、いるよ?」



屋上から下を見下ろすと、木に寄りかかってウトウトしている