幸せの神様。

…キョウダイ?



ルイと俺が…



「ダメだ!!」



そう叫ぶと



「何で?」



母さんは頭を捻った



「だって…俺…」



ルイが好きだから



そう言おうとすると



母さんの隣で、ルイが唇に人差し指を当てていた



口をパクパクさせたまま



何も言わなくなった俺の頭を



クシャクシャっと撫でた母さん



「戸惑わせてごめんね…父さんが、ある人に頼まれてたの」