砂浜に腰を下ろすと、隣でヒルネがグーッと伸びている
「どこの子か分からん、赤子が悪いわけじゃないのは分かっとるけれど…賛成はできなかった」
「…」
「けど、あやつは一度決めたら意志を曲げん。オシメの替え方もよっと分からんくせに(よく分かってないくせに)だから、結局、手伝う事になった。まったく…」
そう悪態をついたけれど、その表情はとても優しくて
幸さんにとって、ルイと隆之さんと過ごした日々は幸せだったんだとそう感じた
「どこの子か分からん、赤子が悪いわけじゃないのは分かっとるけれど…賛成はできなかった」
「…」
「けど、あやつは一度決めたら意志を曲げん。オシメの替え方もよっと分からんくせに(よく分かってないくせに)だから、結局、手伝う事になった。まったく…」
そう悪態をついたけれど、その表情はとても優しくて
幸さんにとって、ルイと隆之さんと過ごした日々は幸せだったんだとそう感じた


