幸せの神様。

ドーン!!



『あ、』



「始まったね」



『凪がモタモタしとるけんよー!!…っとっと。』



口を抑えて、後ろを向いた



「方言、隠さなくていいのに。」



『だって…凪、標準語…』



後ろから抱き締めて口を抑えていた手をどかした



『可愛い』



「ッ…何か凪、吹っ切れた?」



わたわたしながら、俺から少し離れてそう言ったのは、照れてるから何だろうな



「んーそうかも。変な遠慮を止めようと思って」