ゆりちゃんはクラスの委員長を務めている。
今日のお昼に会議があるからと言って
途中で戻って行った。
「それにしても日本の女子高生って大和撫子ばっかりじゃないんだね〜。
ゆりちゃんだっけ?雰囲気が俺のお母さんみたいだよー。あははっ」
滝くんは本当に楽しそうに笑う。
「滝くんって同い年だったんだね。
僕てっきり年上かと思ってたよ。」
「え?そうだったの?うわー嬉しー!
…でも俺知ってたんだ。
十字ヶ丘学園1年生で
夏宮財閥の一人息子ってね。」
え…?
「ごめんね、調べるみたいなマネして。
気になるとすぐ調べちゃうんだよね。
でも俺、ほんとにあつしとは仲良やりたいと思って。
それにこの高校に来たのは偶然でさ!
こっちじゃまだ友達いないんだ…。」
「滝くん…」
なんだか寂しそう…
「だからさ!滝くん じゃなくて 風馬 でいいから!同い年だしさ!」
「そうだね…。わかった。これからよろしくね風馬。」
「おう!」
風馬に笑顔が戻った。
