……声…?


「なっちゃん!」


ゆりちゃんだ…


「熱が出てる。とりあえず俺の家が近いから山田さん車まわして先に行ってて。おれも仕事終わったらすぐ向かうから。」


なつめくん…?


「病気連れてった方が…」


「この格好じゃダメだろ。酷くなったら俺が連れてく。起きたら連絡するよう言っとくからお前は帰れ。」


ああ、そっか。熱でたのか…


「まぁ!偉そうに!私はなっちゃんの幼馴染で………」


僕はまた意識を手放した。