「まだちょっと時間あるから駅まで送ってくよ」
僕はわざわざ悪いと言って断ったが
なつめくんは以外と頑固だった。
「あつしは普段なんて呼ばれてるの?」
「えっと、ほとんどは夏宮くんって呼ぶんですけど、幼馴染からはなっちゃんって呼ばれます。」
「……幼馴染って?」
なつめくんが一瞬険しい顔になった気がした
「えっと、同い年の女の子で…」
「彼女?」
僕はこんな質問がくるとは思っていなかったのでびっくりした。
「違います違います!ただの幼馴染です!それにあの、僕、彼女いたことないんです」
はずかしながら、こんな引っ込み思案な僕に彼女なんてできるはずないんです…。
