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「は?」


「だから、転校生にプロポーズされた」


今は学校が終わり帰りの車に乗っている。
私と片桐の素の時間。


「お前、ハッキリ断ったんだろーな、おい」


「『アリガトー、キモチハウレシ〜』って言ったよ?」



「はぁ?!そこはお前なんか眼中にねぇ!結婚したけりゃ全てにおいて執事の片桐様を上回ってからにしな!って言えよ!」


「えええ〜!きょーせーさん、なんでそんな怒るの〜?!なんでそんなムキになってるの〜?!」


「なってねぇーよ!!」


なってるよ・・・!

こんなガチイライラ片桐氏、激レアなり・・・。