温もりを、また。







「瑠依……。あんたねぇ。」


私は、瑠依を睨んだ。


私の目がものすごく鋭くなっていたのだろう。
瑠依の顔がすごく引きつっていた。


当り前なのだ。学校に着た初日に大切な授業にサボるのは、
一番いけないことだ。
真面目とか置いといてもわかるぞ、普通。
しかも、先生に問題児扱いされてしまうではないか。
私は、問題児なんて絶対になりたくない。


「とにかく、今からでも遅くないし、早く体育館に行こう。」


「ちぇ、つまんないの。」


知らない男子が口を尖らせ、すねた子供のように言った。


いや、面白さを求めて何になるの?
別にこんなの事したって面白くもなんともないのに。


「てか、あんたは誰。いきなり何なのよ。」


そうだ、いきなり会話に入ってきたこの男子は誰なんだ?


「ん?俺?」


「あなた以外に誰がいんのよ!」

あ……。
突っ込んじゃった。
今の、絶対ウザい女と思われた…。


「京羽が感情的になった……。こんなのいつぶりだっけ」


そういえばそうだ。
私は、あれから感情的になることがなかった。


「ほんとだね。いつぶりだろ、こんな感情もったの」


「二人の世界入っちゃってるね……。」


「「え……?」」