温もりを、また。







二人の世界?
なにそれ。意味分かんない…。

…あ!


「そんなことより名前!名前教えてよ!」


さっき言ったばかりなのに、すっかり忘れてた。


「あ~。俺は、朱崎宏夜。あんたたちと同じクラスだぜ!
 よろしくな!」


あかさき、ひろや。
なんかかっこいい名前。
てか、よく笑うな人。


笑ったのえくぼが可愛らしい。


朱崎君の第一印象
よく笑う。笑顔が可愛い。





―――――。

「京羽~。一緒に帰ろ~!」


「うわっ!!」


瑠依は「一緒に帰ろ~!」と言いながらいきなり抱きついてきた。
そのせいで私はバランスを崩し、尻もちをついてしまった。


「いった~。もう、いつも言ってるでしょ!?
いきなり抱きつくなって!」

「えへへ~。ごめん、ごめん。」


瑠依は舌をだして謝ってきた。

ほんとに反省してんのかな。

…でも、その謝り方は卑怯だと思う。
何も言えなくなるじゃん。


「次からは気をつけるから~。」


「つぎこそだよ!?」


「だ~いじょうぶだって!」


ほんとだか…。
まぁ、いっか。


「ほら、はやく帰ろう。」


「うん!」

瑠依はいつもの太陽みたいな満面の笑みで元気よく言った。

ほんと、憎めないよな~瑠依は。