空の願い










「福部真尋です。よろしく。」



「うん、聞いてる。」





サチの彼氏、伊藤さんはそう言って、サチの隣に腰を下ろした。








「あ、あともう一人来るんだけど.......いいかな?」





え、もう一人来んの?



サチからは聞いたのは、伊藤さんだけって聞いていたけど。






チラッとサチを見れば、目があった。



だが、すぐにそらされた。







こういう時のサチは、何か企んでる。




1年一緒にいれば、そうだろうとわかるんだ。










「..........別に、大丈夫です。」



「ならよかった。あ、あとタメだから、敬語なくていいよ。」





それじゃ、遠慮なく。