空の願い












「..........いかにも危険な匂いが漂ってる。」





ということで来てみました。






バー、Littleに。









間近で見るの、初めてだわ。



ここまで怪しい店、初めて来た。






..........ゲイバーみたいな。









とりあえず入ってみよう。














カランッカランッ





黒の扉を開けると、軽快なベルの音が鼓膜を奮い立たせる。







足を一歩踏み入れれば、そこも黒が基調とした室内。


でもそれは、心を落ち着かせるものだった。









「いらっしゃい。」




奥からやってきた頭がテカテカな顎ひげの男。








この人こそが怪しいよ。









「............どうも。」





いちお一礼しておこう。








「1人かい?」



「..........はい。」





コクリと頷けば、カウンターの方に案内された。