「いつも真面目に働いてくれてるし、今回はちょっとだけ足しといたから。」
バッチリウィンクをして笑う平谷さん。
50代女性のはずなのに、相変わらず肌にシミやシワがないな。
肌年齢若すぎです。
「ありがとうございます。」
「いいのよ、そのくらい。さ、もうお帰り。たまには羽でも休めにいきなさい。」
平谷さんに一礼して、スタッフルームへかける。
部屋には誰もいなく、渡された封筒に手をつけた。
「.........10万ちょっと。」
ま、こんなもんか。
もらったソレを大切にカバンの中へしまい、着替える。
この後の時間、暇なんだよな.....
大学も午前授業だし、サチは今日もデートだし。
暇だ。

