「コイツも中学んときから同じ、坂本空良。」 伊藤君は彼の肩に触れながら、紹介してくれた。 「ども、坂本空良です。よろしく。」 彼は無表情ままそう言った。 ............怖ッ。 雰囲気や見た目からして怖いんだけど。 「.............ども。福部真尋です。」 苦手な分類だ。 来るならもっと、ほんわかした人がよかったよ。