その手を天高く伸ばせば

ワタシは社会人3年目ケンチは大学2回生

年は離れているけれど、趣味も好みも似た者同士・・・喧嘩だってしたことがないケンチとワタシ。
(何をしても怒らないケンチのお陰なのかもね?)



将来はケンチと結婚して子供を産んで・・・そんな未来を想像したりする。
ケンチも同じ気持ちでいるみたい。いつか・・・そんなに遠くない未来、そんな日が来る事を願ってる。
きっとケンチとなら、これから先30年40年50年経っても・・・死ぬまで一緒に居られると思うから。ケンチとならきっと・・・本当に、そう思えるヒトに出会えたことに感謝なキモチで胸がいっぱいになる。


ほら!また今日もケンチからメールが来た♪
《お疲れ
今日は面白い番組スペシャルだよ》

ほんと下らない(笑)メール・・・

《お疲れ予約してるし〜〜〜》

ワタシからも下らない(苦笑)返事。
それでも文句も言わず、怒らずに返事をくれる優しいヒト。




でも・・・・と考えてしまう時がある・・・・・・

ケンチが今のワタシの歳になった時には、ワタシは30歳・・・。ケンチが30歳になったらワタシは35歳。当たり前だけど、5歳年上なのは生涯変わらないし、年が近付くコトもない・・・ワタシが先にオバサンになってシワやシミが出来て、どんどん先に老いてゆく・・・
どんどん老いてゆくワタシを見て、ケンチは・・ケンチの心は離れて行ってしまわないだろうか?
そんなネガティブな事を考えてしまう時もある。今はいい・・・だけど、これからもっと年を重ねた時・・・・もし、もしもケンチに捨てられたら・・・どうしよう?
年老いて、もう次の恋なんて有り得ない。
ケンチは5歳も年下だもの・・・ワタシと別れても、年下の若い女の子たちと付き合ったり出来るだろう・・・でも、ワタシは・・・・やっぱりケンチしか居ない!!!
ケンチの事が、今までの人生の出会いの中で1番好きっ!!!ずっと一緒に居たい!!!!そう思うと不安が胸を締め付けてしまう夜もある。
自分が年上なせいからか、それとも彼にはまだ無数の未来が輝いているせいなのか・・・・判らないけれど、そんな事を思う夜は落ち込んでしまう。
ケンチに直接確認したい・・・だけど、恋愛や結婚に必死だとか、焦ってるなんて思われたくないから・・・いつも飲み込んで