大好きな人と歩く、帰り道。 幸せって言葉じゃ足りないくらいしあわせで。 勇太の優しさやあたたかさが、わたしをふんわりつつんでくれているみたいで。 勇太はわたしが「足が痛いんだから、いいよ」と断るのも聞かずに、「家まで送る」と言い張った。 もうすぐで着くというときに、ふと勇太がつぶやいた。 「ありがとう」 小さな声だったけど、しっかりしていて、重みがあって。 「どうして?」 問い返すと勇太はわたしを真っ直ぐに見つめて言った。