「ほんと?」 ずっと言ってほしかった言葉が、こんなに近くで聴けるなんて。 信じられなくて、つい問いかえしてしまった。 勇太はわたしの顔を見て、目をぱちくりさせた。 「嘘なわけないやん。 俺、こんなに好きなの」 そう言って、ぎゅっとわたしを抱きしめてくれた。 強くて、優しくて、愛しくて。 勇太の胸に顔をうずめたまま声をかけた。 「ねぇ、勇太」 「うん?」 「大好き」 「・・・わかってる」 あ、いま照れてるな。 顔を真っ赤にした勇太が思い浮かんで、小さく笑った。