「それにしても結構強いのね、バレー部」 感心したように言う姉貴。 「あぁ、うーん。やっぱ俺のおかげかな!」 「何調子いいこと言ってんだ」 笑いをふくんだ聞き慣れた声が後ろから聞こえた。 「勇太!」「先輩!」 「ははっ、見事な姉弟アンサンブルだな」 振り返ると 目を細めて明るく笑う、勇太先輩がいた。