未香さんは、え?といった顔で立ち止まって俺を見た。 姉貴の姿はもう見えなかった。 俺は未香さんの方に近づき、話しかけた。 「未香さんって、姉貴の親友ですよね?」 「親友かどうかは分からないけど、仲良くさせていただいてます」 なんと綺麗な言葉遣いなんだ! 姉貴もちょいと見習えよ。 ま、今はそこはどうでもいいか。 「あの、ちょっと姉貴のことで聞きたいことがあるんですけど・・・」 俺は未香さんに、姉孝行のことを話した。