食べてた苺のように赤くなった顔を背けて呟くように俺の名前を呼んだ彼女は隠してるつもりなんだろうけど耳まで赤いからバレバレだ。
「あ、滝村…じゃなかった、優弥くんってさ委員会なにか入ってる?」
「俺?俺は特に入ってないよ。なんで?」
「今日委員会全体の集まりがあってさ。委員長の代わりに出なきゃいけないんだよね。だからもし今日も一緒に帰るつもりだったら何時に終わるかわかんないから先に帰ってていいよ」
「それくらい待ってるよ。俺待つのは得意なんだ」
一時間待ちぼうけなんてざらにある。その理由が大抵支度に時間がかかった、だけど。
待ってる発言は泉ちゃんを相当困らせたようだ。眉根を寄せて困った顔で見上げてくる。
「でも本当に分からないし…」
「携帯弄ってれば時間なんて過ぎんの早いから問題ないって」
付き合って次の日に別々に帰ったら罰ゲームの進行状況を疑われる。時々忘れそうになるが、一ヶ月で落とさなきゃそれに対しての罰ゲームが待っている。
「あ、滝村…じゃなかった、優弥くんってさ委員会なにか入ってる?」
「俺?俺は特に入ってないよ。なんで?」
「今日委員会全体の集まりがあってさ。委員長の代わりに出なきゃいけないんだよね。だからもし今日も一緒に帰るつもりだったら何時に終わるかわかんないから先に帰ってていいよ」
「それくらい待ってるよ。俺待つのは得意なんだ」
一時間待ちぼうけなんてざらにある。その理由が大抵支度に時間がかかった、だけど。
待ってる発言は泉ちゃんを相当困らせたようだ。眉根を寄せて困った顔で見上げてくる。
「でも本当に分からないし…」
「携帯弄ってれば時間なんて過ぎんの早いから問題ないって」
付き合って次の日に別々に帰ったら罰ゲームの進行状況を疑われる。時々忘れそうになるが、一ヶ月で落とさなきゃそれに対しての罰ゲームが待っている。
