罰ゲーム

「ふー…美味しかった!」

「俺も。ありがとう」

「いやいや!こちらこそ、ありがとう」




高坂は照れくさそうに笑った。お金は事前に払ってあるからそのまま店を出る。



「もう暗いし、送ってくよ」



真っ暗になった空を見て言う。




「いいよいいよ。兄貴が迎えにくるから」

「司さんくるの!?」




当然大声を出した俺にびくりと肩を揺らした高坂はすぐに破顔してうん、と頷いた。




「送ってってもらう?」

「…いや。素を知りたくないかな…」