罰ゲーム

「え?マジで?」

「うん、ほら」




スマホをずいっと目の前に差し出された。そこに写っていたのは司さんに後ろから抱きしめられて慌てている高坂の姿。アングルからみて自撮りだ。





「…本当だ…。てか、この写真以外にないの?」

「え?兄貴の写真これ以外持ち合わせてないよ?あいつが昨日これを送りつけてきてて消去すんの忘れた」

「ああ…こんなに慌ててるのは逃げ出そうとしてるところか…」

「うん。私写真嫌いだから逃げようとしたけど遅かった」





そしてそれを俺の目の前で消去した。あーあ…もったいない…。





「今度兄貴単品で撮って送ってあげる」

「いいの!?」





願ってもない申し出。すっげー嬉しい。






「いいよいいよ。あんなのの写真でいいならいくらでもあげる」

「あんなのって…」