私は高校一年生の今田 優香。今は新しいケータイ小説を買いに来てます。「どんなのがいいかな?」なーんて考えてると…向こうから見覚えのある人が。
自転車乗って鞄はカゴにいれてるあの男の子は…まさかの天野 太一。さっぱりした髪型にキリッとした眉毛。瞳は綺麗は黒色でそして同中出身の野球部で私の…初恋相手。
…ペコ。天野が頭を下げてきた。私も思わず下げる。すると天野は軽く笑ってそのまま私の横を通りすぎた。
…話したかったな…
って何思ってんの?天野の事は忘れるっていったじゃん。特別仲良しってわけでもなかったし。むしろ全然話した事なんかないのに。そういえば私天野のどこを好きになったんだっけ?…あの笑顔だ。好きになったんだ。
「はぁ…」天野の事ばっか考え忘れたはずなのに…
あいつに再開したあの瞬間あいつの笑顔、思い出してしまう…
諦めたのに諦められたのに…話したい、会いたい、メアド交換したい…
あいつの彼女ってどんな感じかな?
頭の中はあいつ一色…まさかの 初恋、再生。