大嫌いな君。



ニヤッとまだ座ってスマホをいじっている隣を見つめる



「⋯なに?」


怪訝そうな顔でこちらを見る橘



「えへへ、知りたい?」


「いや、別に」


「ちょっと待てや!」




本当に帰ろうとするなんて恐ろしいやつ⋯



「どうせろくな事じゃないんでしょ」


「ふっふっふ、それがなんと!」




じゃーん!とラブレター(まだ確定ではない)を橘の目の前に自慢げにかざす




「なにこれ」



「Love letter」




どやって効果音が見えてくるレベルのドヤ顔で答える



「誰から?」


「それはわからん」





そういや浮かれすぎて忘れてたけどこの紙には差出人が書かれてない



そんでもって思いつく人もいない