な…何よこれ


2.0以上あるといつも自慢してきた目を疑う

ほんとに私の?

急いで表紙へと戻る


1−C

今永 梓


の文字

あ…終わった。


「わースッゴーイ!」

半泣きの状態で声が上がった方向を見る



そこには

自慢げに通知表を持った橘とそれに群がる女。


何事だよ

と睨んでいると橘と目が合った


げ!

このタイミングはまずい



「お前どうだった?」

「さ、さぁね」


「…声震えてるけどな」


な!しょうがないじゃないか!!