私は下をうつむいてただただ、話を聞いているだけ。 そんな私に痺れを切らしたのか、先輩は私の頬をぶった。 すると、それに続いて殴ってきたり蹴ったりし始めた。 お腹、靴下で隠れるところの足の部分。 どこも目に見えない、服に隠されている部分を蹴ってくるのだ。 とっても、陰険。 私は歯を食いしばって、我慢をした。 ここで昨日のことを謝れば、私は先輩を侮辱したことを許してしまうことになる。 苦しくて、痛いけど、こんな最低な人になりたくないよ。 私はそう一心に想い、ずっとずっと黙っていた。