「先輩の・・・バ、カ。」
ポロポロッ
我慢していた気持ちが溢れ出して、それと一緒に涙が落ちていく。
本当に馬鹿だよ、怪我なんてするなんて。
「陽麻・・・俺が好きでやったんだ。気にすんな。」
小さく笑って、私を抱き寄せて、髪の毛をわしゃわしゃしてきた。
「先輩・・・ゴメンなさい・・・ありがとうございます。」
先輩は、私を力強く抱きしめる。
先輩は、お前最高。そう言った。
そして、このまま少しずつ時間が過ぎていった。
先輩の服から臭うミントの匂い・・・先輩のぬくもり。
・・・いつの間にかこのぬくもりが愛しいそう思った。

