晴哉先輩が来てくれた・・・?







嘘でしょ・・・・。







「この部屋の外には、十人くらいいるからすぐ来れない「来れたけど?」」








総さんが言ってる途中に、口をはさんだのは少し怪我を負って腕を押さえている晴哉先輩だった。








っつ―――・・・怪我している。








「はぁー・・・やっぱり、十人はキツいな。」








息を乱して、怪我までして助けにくれるなんて。







「晴哉先輩!」






私は、走って晴哉先輩のもとに駆ける。