「佐藤....先輩」 「どうしたの?」 優しく肩を抱き寄せてくれた。 ーぺちゃぺちゃ 足音がこっちにやってくる。 それと同時にぶりっ子の声がした。 「ねぇ、神倉君!明日もいこうねぇー」 祥宏.....。 私がうつむいて悲しんでいるのを察知したのか 先輩は祥宏が見えないところに 隠してくれた。