太田家から300メートル程離れた隣家で食事をしていた50人ほどの男性達が、物音や叫び声を聞いて駆けつけたが、その頃にはヒグマは既に姿を消していた。

犠牲者が出なかった事に安堵した一同は、一旦明景家に退避しようと下流へ向かった。