「憂音」 「ねぇ、新くん」 「ん?」 「…この前の電話の時の女の人…誰?」 「え?…あっ」 「…誰?」 「ん〜…バイト先の先輩」 「…え?…バイト?」 「うん。あのさ、憂音。今日、何の日か分かる?」 「…え?」 「やっぱり忘れてるかー」 何? 新くんは、私に近づき、 「どうぞ。」 小さな箱を、渡した。