その頃、里菜たちは。
「役立たずが!!!
このバカッ!アホッ!」
里菜が貴広に罵声を浴びせていた。
「す、すいません…」
貴広は土下座していた。
理由は…
「あんなに“野乃を助けに行こう”って
言ってたのに…!
野乃の居場所が分からないって…!
あんたバカ!?」
「えぇ!?
俺、いつもテストで90点以上取ってんのに!?」
「そういう“バカ”じゃない!!!」
「うっ…すいません…」
「えーい、あんたはもういらん!不要!」
「えっ、それだけは勘弁!」
「知るかぁ!」
「NOーーーーーーーーーーーー!」
「ふんッ」
…という状態だった。

