「俺さ、小学校から中学まで、夏奈美のことずっとみてたよ。 ま、今もそうだったりしてな?」 「!!」 そう言って私の頭をわしゃわしゃと撫で湊は自転車に乗って行ってしまった。 その背中をみつめて 「湊の、ばーか。」 そう呟いた私は、自然と笑った。 おわり