「『ミナね、あんたの、何にも見てないその目が嫌いだったの』」 意味のわからないことを言って、ミナは私のまぶたを抑えた。 「ミ、ナ…やめ、やめて…」 声が震える。 思い出すのは、麗の抉り取られた眼球。 私も、麗みたいに抉り出される…? キラリと鈍く光る刃物が、ゆっくりと私の目に近づいてくる。 恐怖に張り付いて出ない声。