憎らしげな目でこちらを見て、ちょっと待っててね?と呟いて何処かへ行く。 すぐに帰ってきたミナの手には、カッターナイフ。 …想像できてしまう。 これからの苦痛が。 脳裏に浮かぶのは、滅多刺しにされた明星と、丁寧にバラされた麗。 嫌だ。 体が叫ぶ。 心が叫ぶ。 でも、動けない。 動かない。 死は嫌なのに、死から逃れる動きが出来ない。 …矛盾。