ミナが出したとは思えないほど、低い声。 そして、手元にあった分厚い本を、何の躊躇もなく私にぶつけた。 ガツン! ガツン! ガン! 痛い。でも、耐えられない痛みじゃない。 これぐらいで、人間は死なない。 分かってるから、私は自分の身を守るよりも、このゲームをやめられる可能性である、ミナの正体を知ることに努めた。