麗は、素早く動いた。 莎々蘭も、麗の次に動いた。 …私は、二人の後を追うようにノロノロとした動きで、歩く。 もう、二人の姿は見えない。 心細く感じたけれど、二人について行ったところで、何もない。 何も変わらない。 それに、麗の怒りを爆発させたところだ。 一人、フロアを抜けて本棚の沢山並んだ部屋に向かった。