一応確認しておくのは、私が一番マシな死に方をしてきたから。
みんな、身体中のいたるところに包帯が巻かれている。
私だけが、未だに首の一箇所だけ。
だから、みんな心の底から死を望んでいなくとも、もう諦めかけているかもしれないから。
私一人が突っ走っても、このゲームを終わらせることは出来ない。
だからこその、確認。
「…一応、まだ諦めてない」
自信のない声で言ったのは、麗だった。
「俺は…うん、諦めねぇよ」
断言したのは、明星だった。
「絶対に、負けない」
にっこりと笑って言ったのは、莎々蘭。
大丈夫、みんな…諦めてない。
私は、一人じゃない。
安心できた。

