当然のことのように言って、 東野の席に座った澄川くん。 『い、いや 悪いよそんなの!』 「いーのいーの 今日は部活休みだし」 『でも…』 「ほら、とっとと終わらせて 早く帰ろうぜ!」 爽やかな笑顔を見せて 私の机の上の束を、半分以上取ってくれた。 『ありがとう、澄田くん』 「いや、だから澄川…」