お母さん「生きなさい!





この声を聞いてもまだ死ぬと言えるのかしら?」





來夜「お母さん…」





私は、耳をすませる。




(起きてくれ、來夜…)




玲人の、声だ。





お父さんたちを慌ててみる。



そこには、笑顔があって。




お父さん「黒龍の、総長と幸せにな」




お母さん「お母さん死んでるけどね?





孫の顔見に行くからね!」




優未「玲人さんと別れたりしたら呪ってやるからね!」




「さようなら、來夜。



次会うときは悔いのない心で来なさい」




その言葉とともに、




私は目をあけた。