泣いてた顔をあげてみた






來夜「っ……








お父さん、お母さん、優未!!」





そこには、




相変わらず変わってない家族がいた。






お父さん「よく頑張ったな」




來夜「お、父さんッ!!」




お母さん「…來夜、まだここへは来てはいけないわ。」




優未「そうだよ…!!來夜姉は、私達の分も生きてもらわなきゃ…!!」





來夜「私…死んだんじゃ」




お父さん「まだ來夜は死んでねぇ。





來夜の、いしだ。





死ぬか、生きるか。





どーする?」





死んだら…家族と住めるの?




來夜「私、死ぬ!」



お母さん「馬鹿言わないで!」



え?



お母さんが私を怒鳴りつけた。